June 1, 2022

電子待ちで紙勢のネタバレをぼんやり見ていた時、太宰が「7年間毎日中也を殺すことを考えてた」って台詞があるって知って「ええ〜!?」ってなったんですけど、いざ電子で読んだら「7年間毎日中也を殺す方法を考えてきた」だったので「なんだ全然違うじゃん〜」って安心どころか思ってたより太宰が中也を想っていて興奮したんですが!? 「殺すことを考えてきた」と「殺す方法を考えてきた」では、私の中では捉え方が全く違うんですが少数派なのかしら。 ショック受けてる様子の人が多かったので、もっと大きなコマで、中也に聞こえている(語りかけている)場面での台詞かと勝手にイメージしていたんですが、読んでみたら、中也の強さに怯えるシグマを安心させるためだけの台詞に見えたので、えっ、なんでみんなそんなにショック受けているんだろう……ってなったんですがやっぱり少数派なんですかね!?

「殺す方法を考える」っていうのは相棒であり作戦立案する太宰の立場なら考えて当然だなと。殺す方法を考えるというのは、殺されない方法を考えることと同義だと思うので。中也の異能が「粉末や液体はやや苦手」だから今回のように追い詰めるためならそこを突くし、「殺されない」ためなら液体や粉末を操る能力者とは相性が悪いからなるべく衝突を避ける作戦を立てる。 本当に殺したかったら毒とかでとっくに殺してると思うし、ポトマで相棒だった時は勿論、現在の人を救う=街を守る立場の太宰にとっても、嫌がらせする相手としても(太中脳)中也は必要だから、7年間毎日中也を殺す方法=殺されない方法を考えてきたんじゃないかな。

最後のあれは皆さんおっしゃるように作戦コードだと思う。そうだったらいいなぁ。

あと、中也が死ぬかもっていう心配はこれっぽっちもしてません。 商業コンテンツは商業的視点で考えてしまうので、人気キャラである中也をアニメのシリーズになっている原作軸から退場させるデメリットが大きすぎてありえない。 beastみたいなIF軸ならありえなくもないけど。